ふと、仕事から帰宅して見た自分の部屋があまりにも雑然としていて、我ながら驚いてしまいました。
今まで、どうやってこの部屋で寝食を過ごしていたのだろう?と思うくらいの部屋です。
そして目に入った自分の娘。
これは教育に悪いのでは!と思い立ち、よし!ミニマリストになろう、と考えたんです。
でも、どうやってなろう?と考え、私が実践した方法をご紹介します。
ミニマリストとは
よし、ミニマリストになろう。
なんて思っても、そもそもミニマリストの意味を理解していませんでした。
漠然と思い立つものを次々捨ててもなんだか後悔しそうだし……と感じたのんで、まずはミニマリストと意味を調べました。
生活の中で出来る限り所有物を減らすことで、豊かな生活を手に入れようとする人のことをミニマリストと呼びます。
最小限と意味されるミニマルから派生した言葉で、最近では新しいライフスタイルの過ごし方として多くの人から支持されているんです。
意識だけだったら、私はすでにミニマリストになっていると言えますが、行動しなくては意味がありません。
そもそも、出来る限りって、どこまでのことなんでしょうか。
ミニマリストになるために実践した3つのこと
イメージ的にミニマリストと言えば、物を持たずに捨てていくというような感じがしますが、意味を調べるとそういうわけでもありませんでした。
その考え方から、私が実際にミニマリストになるために実践したことを3つお伝えするので、参考にしてみてください。
【ミニマリストになるために実践したこと①】仕分ける
物を捨てる捨てないを決める第1段階の行動です。
人それぞれ、必要不要な物はまるで違います。
なので、まず私は自分のものから必要不要なものを仕分けてみようと思いました。
仕分けるにも、物が溢れんばかりにあったので、最初に量の多い物から分けようと、
- 洋服
- 本
- CD
- 写真や手紙
この4つから仕分けることにしました。
洋服は一旦全部ハンガーにかけて自分が持っている洋服を一度見直しましょう。
似たような色やデザインの洋服をたくさん持っていたら、1年は着ていない洋服は処分対象です。
洋服は、10着程度まで抑え、残りは全て処分しました。
基本的に、1年使用しないものは今後も使用しないという気持ちで仕分けしましたよ。
次に本は、私の場合は全て売却しました。
そこまで大きなお金にはなりませんでしたが数千円にはなったので嬉しかったです。
どうしても残しておきたい本があれば、何冊まで残すと決めて厳選しましょう。
私は、お気に入りだった小説は電子書籍で購入しました。
本は棚がなければかなり場所を取りますし、棚を買えばスペースを取ります。
CDも本と同様に全て処分しました。
残すところは写真や手紙です。
ここは、かなり苦労したと言っても過言ではありません。
だって「思い出がある」のですから!
そのため、一旦保留にして次の行動を起こしました。
【ミニマリストになるために実践したこと②】インテリアや家具を見直す
なかなか、大きなものを処分しようという気持ちにはならないかもしれません。
でも、一度遠目で部屋を見渡してみると結構無駄なインテリアって多いんです。
おしゃれな小物や雑貨ってとっても魅力的ですよね。
ですが、広くもない部屋で雑貨をたくさん置いてもなかなかおしゃれに配置ができません。
むしろ、増えたら増えるだけなんだかゴミのように見えてきてしまいます。
そこで、まずは可愛いと思って買ったものの持て余していたインテリアを処分。
これだけで部屋のスペースがかなり広くなりました。
40リットルのゴミ袋が3つ分もあったので、こんなに余分なものが自宅にあったのかと驚愕。
次に、家具は見直せないかと考えた時、結構ありました。
中身がほとんど入っていない棚、子供が生まれてからほとんど座ってないソファ、ノートパコソンにしてからただの物置になっていたパソコンデスク。
見直せばあれよあれよとありました。
全て、業者に依頼して処分。
棚2つとソファ、パソコンデスクの4つで5,000円程度で引き取ってもらうことができました。
粗大ゴミに出してもいいと思いますし、処分方法はやりやすい方法で対応しましょう。
【ミニマリストになるために実践したこと③】思い出は残しておく
前出した、2つの行動ですっかり部屋のスペースは広くなり、部屋ってこんなに広かったんだ!と実感できるまでになりました。
でも、まだ残されているものがあります。
それは、処分せずに保留にしていた写真や手紙です。
考えついたことは、無理をしない、ということです。
でも場所は取りますから、どうにか残す方法はないかな?と思った結果、全てを電子化することにしました。
手紙も写真も全てカメラで撮影し、写真として残すことにしました。
こうすることによって、写真や手紙の劣化を防ぐことができます。
住所もきちんと撮影して、漏れのないようにしておきましょう。
特に、私は娘を妊娠していた時のエコー写真が徐々に色あせてきたことが気になっていましたが、撮影することによってそのままの状態にできると気付きました。
子供の思い出の品などはなかなか捨てる勇気がなく、もういっそのこと残そう!と決めて、洋服を処分したことによって空いた収納ボックスに整理することに。
もう使わないおもちゃもあったので、全て整理できて便利でした。
実践してみて感じたこと
ミニマリスト、という言葉は近年かなり耳にするようになりましたが、実際に行動してみるとかなり大変。
そもそも、もったいないという気持ちが元来強かった私は、懐かしいなとかいつか使うカモなんていう気持ちでずっと今まで生きてきたわけです。
そんな私が物を処分する、というのは結構は勇気が必要でした。
でも、実際に行動してみると、まず部屋の広さに驚き、次に自分が使わずに溜め込んでいたものはここまであったのか、という驚きに包まれます。
そしてそんな部屋の中で娘を暮らさせていて、ごめんね、という気持ち。
物が悪いわけではなく、私自身が物に囲まれる生活に慣れてしまっていたんです。
思い返せば、実家も物だらけでした。
そういう家庭に育ったから、私もそうだったのかなといろいろ処分して広くなった部屋の真ん中で思い、知らぬ間に娘にも同じことをしてしまうところだった!と感じます。
また、物がたくさんあると1つの物を探すのにも時間がかかりますし、無くし物も多かったんです。
でも、ミニマリスト的行動を行うと、物自体がほぼないのですぐに物は見つかりますし、無くし物もありません。
生活の質が向上したと思いますよ。
まとめ
初心者でも簡単にミニマリストになれちゃう方法をご紹介しました!
もともと、私は「片付けられない人間」だと自負していましたし、実際汚い部屋でした。
ですが、子供がいる家庭ということもあり、しっかりしなくてはと気持ちを入れ替えて、行動することに。
何か特別な行動は必要ではなく、ただきちんと「自分の生活に必要か不要か」を見極めるだけなんです。
なので、それなりの覚悟は必要になりますが、キレイになった自分の部屋は帰ってきても落ち着く素敵な部屋になっています。
ぜひ、物が多くて悩んでいる人は試してみてください。